日本のお茶ことはじめ導入編」でご紹介しているほうじ茶の作り方を見ながら
自分で炒りたての香り高いほうじ茶を
いつでも必要な分だけ作ることができるほうじ茶作りセットをご紹介します。
お茶の葉を軽く炒るだけで簡単にほうじ茶が出来ます。
ちょっと古くなってしまった茶葉などを
このほうろくにかけて炒ると香り高いほうじ茶として復活します。
お茶屋さんの前を歩くと香ってくるあのいい匂いがおうちいっぱいに広がります。
また、ほうじ茶を作る時の「香り」や「音」は何物にも代えられない贅沢な時間です。
幸福感に満ちたほうじ茶体験をまるごと味わってみてはいかがでしょうか?
今回お届けするのは、
・ほうろく(茶を焙じる為の道具)
・お茶の葉2種類
です。
「ほうろく」
ほうろくは明治初期から大正時代には多くの家庭では茶の葉やゴマ、
木の実を炒る調理道具として使われてきました。
今回お届けするものは、
特有の酸化鉄を含む滋賀県琵琶湖、湖南層の陶土を原料に一つ一つ手作りで、
800度~900度の低温焼成しました。
遠赤外効果が強く湿気を吸収するので葉っぱや実、
ゴマや銀杏などを炒る道具として最も適しています。
特に今回のほうろくは、
持ち手部分の穴が広くほうじ茶づくりに最適なカタチになっています。
しんにょ陶器さんの作品。信楽の土を使い、
一つ一つ手づくりした素焼きの作品で一点ものになります。
持ち手のカラーも3色からお選びいただけます。
お手入れ簡単!使い込むうちに煤が出て黒くなってくると
遠赤外線が出てほっこりとしたほうじ茶が出来ます。
見た目にも味わいにも育てるのをたのしむ道具でもあります。
コンパクトなサイズなのでしまう場所にも困りません。
もちろん、使い方とお手入れのメモもお付けします。
「初摘み煎茶 さえみどり」
-2020年Japanese tea Selection Paris グランプリ受賞
甘く・円やかで可愛らしい煎茶です。
非常に素直な味わいですのでゆったりとした一服に最適です。
もし飲み切れなくて茶の葉の味が変化してしまった場合はほうじ茶としてどうぞ。
強火で炒れば力強くパンチの効いたほうじ茶に、
弱火で炒ればうま味が残った少し香ばしいほうじ茶になります。
「煎茶白折(しらおれ・茎茶)」
-お茶の葉の茎の部分を集めたお茶です。
非常に軽く香ばしく、たっぷりの量を楽しめる気軽な煎茶です。
ほうじ茶にすると「棒茶」「茎ほうじ茶」として
呼ばれることが多くスッキリとした香りが特徴です。
ほうろくで焙じていく際に、
香りと共に茎がポップコーンのように段々と膨らんでいく過程を見るのも一興です。
ちょっとした休憩のひとときはもちろん、
来客時やパーティーの際に
お料理の最後に煎りたてのほうじ茶を出せば、
きっと喜んでいただけることでしょう。
ほうろくの使い方もお茶についても、
八女茶くま園の中谷さんが作った解説のプリントもついてきます
ほうじ茶を作れるセット
商品の発送について
ほうろくの商品の在庫状況によって、発送にお時間をいただく場合がございます。
北海道・沖縄のみ追加送料がかかります